「新選組!」第32話

いろんなサイトさんの感想を頭に入れながら見たので、かなり系統立てながら見ることが出来ました(爆)。それにしても、明里いいなあ。オダギリジョー堺雅人谷原章介は顔が小さすぎ。ヤバい。どこ見てんだろ、私は。

一応、真面目な感想へ。やっぱりキャストですね、三谷さんは。宇梶剛士があんなに役にはまっている姿はみたことない。適役ばっかりで困ります。谷原章介の頭良くて処世がうまそうで野心家ってのもバッチリ。山南さんは前回に比べてかなりスッキリした表情が多かったです。ほとんど微笑み。近藤の攘夷論は何となく受け売り臭い。しょうがないと思うけど、国家に対する信念みたいな、大それた感覚が乏しいからこそあのポジションだったんだろう。真剣だしマトモなんだけど、そこまで。でも、慎吾くんはなかなか健闘。初回辺りなんかすっかり埋没していっちゃうんじゃないかと思ってしまったけど、一番進歩してますね。そうはいっても、新選組そのものの旧時代的感覚、「人のための」自分っていうのがやっぱり受け付けない。「何のために」という目的論があまりに盲目的でよくわかんない。封建制度の中ではありがちなのかも知れませんが、どうにもねえ。組織のあり方、みたいな点は結構面白く描いているのに、そこだけが現代と大きく隔たっていて、ああやっぱり新選組、と再確認。取りあえず、山南さんと明里がカワイイ・キレイすぎるので、それだけ。器用貧乏は大変だ。